※.実際の数字は知りません。原作読者としての体感です





 そもそも深夜アニメの成功とは何か。視聴率?否。深夜アニメなんて1%前後でどんぐりの背比べである。


 では何か。そう、である。webで話題を掻っ攫い、DVD・フィギュアを始め漫画・ゲーム・CDなどで小銭を稼ぐことが深夜アニメにとっての成功であることは間違いない。


 そのために一番重要なファクターはまず『キャラクター』である。


 作画枚数?ストーリー?そんなもんはクソくらえなのである。水着みたいなの着た女の子が「パンツじゃないから恥ずかしくない」とか言って大空を飛び回ったり軽音部なのに可愛い子がお茶ばっかり飲んでるアニメとかそんなもんでいいのだ。内容なんて意味が分からなくていいのだ(オイ)


 まずその点でレギオスは大失敗をしている。





 主人公=超人。でも中身がクソガキ(実際ガキだが)


 ヒロイン1=熱血バカ


 幼馴染=ワガママ(気が強い。ツンデレというわけでもない)出会い頭主人公にいきなりビンタ





 こんな主要人物たちのフィギュアなんか出したところで誰が欲しいものか。


 フェリ先輩なるキャラは唯一狙ってそうではあったが出番が少なめでそれを生かしきれず蹴る機械と化してしまっている


 もちろん原作ではサイドストーリー(3巻に1巻ぐらいのペースw)でほのぼのとした日常が描かれているのでそれほどの嫌悪感は抱かない。


 が、アニメでは尺の都合上の理由だろう。そういうパートが殆どない(あの登場人物の人数、2クールで2回ぐらい)。人間らしい感情を描いた部分は殆どなく戦闘かストーリー進行が主である。


 ビジュアルもそれほどでもないのでそれで萌えろという方が厳しい。





 そして詰め込みの弊害はさらにある。


 主人公の『レイフォン』という男。若干10歳ぐらいで天剣とかいうタイソーな物をゲットしたほど強い。メチャメチャ強いのだ。


 FFTでいったらゲーム開始直後にオルランドゥが仲間になったようなものである。


 しかし生活のために悪い事と分かっていながら悪いことをしてしまい故郷を追い出される。どうみても賢く、人として成熟しているとは言いがたい。


 しかし人間成長を描くパートは殆どない(ように見える)。つまりは強いことが唯一の魅力なのだ。


 繰り返すが強い。本当に強い(らしいw)。原作でもレイフォンよりハッキリと強いと表現されてるキャラは女王とリンテンスぐらいだろう。俗に言う厨二レベルである。


 しかし尺の都合上だろう、事故や女の子をかばったりなんやかんやで常に怪我をしている(イメージがある)。実際作品中でも医者に「君は常連だ」と言われている描写がある。


 これでは厨二キャラ唯一の魅力である『強さ』も感じることができない。








 そしてもう一つのコケた理由。『演出』である。


 なんと言ってもあのワケのわからん英語パート。第一話から入っていたが正直あれを始めて見た時CMか放送事故かと思ったぐらいである(ガチで)


 最近発売された最新刊を読めば眼帯男がなんちゃらで黒髪がサヤ(ニルフィ?)、連れてた科学者風なのがシュナイバル、顔面'sがイグナシス'sだという事はなんとなく予想がつくがアニメの放送が始まった頃はその最新刊など出てるはずもなくまったく持って意味不明であった。


 今考えればアニメの放映期間と文庫の発売時期をマッチさせた商法であったことは想像に難くないがそれは大人の都合である。見てるほうはまったく意味が分からない。





 製作メンバー、専用のテーマソング、よく動いていた前半の作画、けっこう力を入れていたであろうアニメである事は間違いない。しかしもうすこし視聴者の『ウケ』を考えて作るべきだったと思う。














 ……いい加減原作未完のストーリー物を1クール・2クールで作るのはやめてくれ……