結論から言ってしまえば金貸し(借り)である。これだけはやってはいけない。


 今までどれほどの関係を築いてようが金はすべてを破壊する。


 自分を例に挙げる。


 


 仲のよい友人が居た。そいつは4つ年上だが性格もよく仕事もまじめ、顔もよしという男だ。そいつが結婚した。


 子供も生まれ順風満帆の人生のようだったが約1年前仕事を辞めた。不景気真っ只中だ。その時妻の腹の中には二人目が居た。


 金遣いもさほど荒くはなかったためしばらくは貯金を切り崩していたようだが3ヶ月ほどでそれも尽きたらしい。


 転職先も決まらず「金を貸してくれ」と泣きついてきた。


 10万円を貸してやった。それから半年、連絡は一切ない











 ……と、まぁこんな感じである(笑)


 実は怒っているかと聞かれるとまったく怒ってはいないし後悔しているかと聞かれるとそうでもない。ただ「ああ、そんなもんか」この一言に尽きる。





 これは単なる持論かもしれないが金を貸すならあげたものと考えて渡すべきである


 電車賃なくなったから貸してくれ、といわれて貸してあとから取り立てる社会人はなかなかいないだろう。


 どうしても返して欲しいなら念書書かせて立会人か弁護士のサインでも入れとくべきである(その時点で間違いなく友情は終わるがw)








 実は最初そいつは「20万円貸してくれ」と言ってきたのだ。だが俺は「実質無職で貯金もないやつに20万も出せない。10万が限度だ」とツッパねた。


 そいつは「そりゃそうだよな」と納得していたが心の中では「冷たい奴だ」と思っていたかもしれない。しかしいくら友人とはいえ20万は返ってこなかったとき俺のショックがでかすぎる。子供のお祝いとかもろくにしてなかったし(一万円ぐらいの掃除機あげたぐらい・笑)2人目生まれてくるって事だったからまぁおめでた金という事で10万ぐらいなら(返ってこなくても)いいかと思った。


 子供を妊娠していて入院している一家に金貸すのとパチンコのやりすぎで生活費使い込んだブタババアに金貸すのじゃワケが違うだろ、という人が居るかもしれないが論点はそこじゃない。俺が汗水たらして稼いだ金を他人に渡すという事だ。








 もちろん俺は「無利子・無担保でいいから。少しずつでいいから返してくれよな」と言った。そいつは少し涙ぐんでた。


 でも4人家族で月の生活費から10万円を捻出するなんて並大抵の努力じゃできない。俺は多分返ってこないんだろうなと思ってた





 そいつは仕事の先輩で、家もすげー近くてよく遊んだり仕事が分からない時にはめちゃめちゃ世話になったりもした。


 しかしこちらからの電話にも出なくなってしまった。


 連絡が付けば返金を催促されるとでも恐れているのだろうか。俺は「金のことは気にしなくてもいいから一杯飲もうZE!」とでも言うつもりなのだが。











 本当に世話になった人で、俺はお金の貸し借りで縁を切った覚えはないし切るつもりもない。しかし切れてしまった。








 そういう意味では、お金を貸したことを後悔している。