私達のようなヘビーネットユーザーにとって、突然死は恐怖です。

 「HDDの中身を見られてしまう……」とか「パスワード管理したものどうしよう……」とか「生前書いていた恥ずかしいブログどうしよう……」という不安に駆られるからです。

 しかし、大きな病で病床に臥せっている時、また自分の余命があと1年だと宣告された時にこそ必要となるのはブログなのではないかというお話です。

 実は今現在うちの母親がですね、っていい加減しつこいですね(笑)

 はっきり言います、ガンです、Ⅲ-B期です。

 現状では外科手術が不可能なので今月末から約半年間、化学療法を行ないます。

 お医者さんの説明では嘔吐・下痢・倦怠感、そして女性の命とも言われる髪の毛も全て抜け落ちるそうです。

 そうなると親孝行で旅行に行く事などもっての他で、それこそスーパーへ買い物へ行く事すら難しくなります、すると現在働きに出てもいない母は、必然的に家でやる事がないニート状態になるわけです(母のがんは基本的に通院治療するタイプです)

 で、最近よく母が口にしているのが「最近のTVはつまらない」と「ブログでも始めてみようかしら」です。

 家にずーっといるとなるとやはり基本はTVかラジオになるんですよね、しかしそれがあまりにもつまらないらしいのです。じゃあ他に何をやっているのかというとがん患者の闘病をつづったブログを読み漁っているんです。

 他にやる事がないというのが一番の理由でしょうが、“記録として何か残したい”“同じ悩みを持つ仲間と励ましあいたい”という気持ちがあるようですね。

 極端な話、若い人でも自分の余命があとわずかだと知ってしまったら、手記か本とか何か形になるもの遺したいとかシャレたこと考えてる人も多いんじゃないですか?
 ただそういった資金やノウハウを持っている人は稀なワケで、そういった面でブログというのは非常に便利な“現代風闘病記”だと思います、今では電子出版も簡単に出来ますしね。

 「じゃあどこかのサービス借りてとっととブログ始めたらいいじゃん」と私は思うのですが、もういきなり最初から、何をどうしたらいいのか分からないんですよ、高齢者は。

 母について言えば、今年56歳で、PCは文字サイズを最大にして2chの病院スレッドを開く程度のネットサーフスキルはありますが、それでも母の頭の中のブログのイメージは『日記』であり、“ブログ(日記)を書く”という事は“キーボードを叩く”事なんです。

 まず「どこかのブログサービスに登録しなきゃ」という所から「???」なワケです。

 たしかに思い返してみればネットにある闘病記というものは比較的若い世代の人の物が多いし、『家族による闘病日記』という物もよく目にします。

 もちろん書く気力がないという人もいるんでしょうが、それ以上に「ブログを書いてみたいけど書き方が分からない」という高齢者がたくさんいるのではないかと感じました。

 私達のような人間ならば、mixiやらFacebookで同じ病気を持つ人を検索して仲良くなればいいだけの話なんですが、大半の高齢者は分かりませんよ、あんなゴチャゴチャしたインターフェース。

 だからもっとシンプルかつ書き易いブログサービスがあってもいいのではないかと思います、携帯で言えば“らくらくホン”のようなやつです。

 高齢者がブログ(日記)に求めてるのは“日記を書く”、“画像をアップする”、“コメントを見る”、“コメントに返信する”この4つだけでいいんです。“RSS”とか“QRコード”、“SEO”なんて文字見ただけでパニックになっちゃいますよ。

 母に限った話で言えば、例えば現状のlivedoorblogのインターフェースでも、私がイチから「まずここをクリックして次ここクリックして……」と教え込めばブログを書き始めることは可能でしょう。
 しかし身寄りもなく、たった一人で生活してる高齢者なども多いでしょう。いや、そういった人達の方が多いはずです、その上そのような人達がこれからもっと増えてくるワケです。
 そんな人達全員に私が一人一人教え込むわけにはいきません。
 
 だから横文字を徹底排除した、マニュアルを見れば誰でもわかるようなシンプルなインターフェースを持つブログサービスは意外と需要があるのではないかと感じました。

 それ以外、どこで他のブログと差別化を図るかというとやはり“コメント”です。

 彼らは寝たきり、もしくは大っぴらに外出できないために『他者との関わりを求めている』わけですからこれは大事です。

 同じ病気や症状で苦しんでいる人ならコメントもしやすく、話したい事もたくさんあるでしょう、そういった人達の囲い込み、一般のブログで言えば『カテゴリ』というやつですね。
 これも私個人ではどうにもなりません、本人が自分でネットサーフィンして探すぐらいしか方法がないので、それこそSNSのようにブログサービスがフォローしてくれると大変便利だと思います。

 それにこういったピンポイントなコンテンツの方がメディアミックスとはいかないまでも、書籍化のチャンスなど大いにありえるのではないでしょうか。

 以前livedoorblogが学生向けのブログサービスを展開してましたが、学生なんて卒業して社会に出たらブログなんか書かなくなりますよ。それよりも暇なシニア向けのブログサービスを充実させた方が息も長く、財布の紐も緩いのでお金もたくさん落ちると思います。

 サポートさえしっかりすれば、少々多めにお金を出すのは厭わないという病人・高齢者の方は多いのではないでしょうか。

 というわけで





なっちゃーん!何とかしてくれー!!

K地ー!Yahoo!Japanの方で引っ張ってもいいゾ~!!

 
 (他力本願な男)


必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意
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