日々満員電車に揺られて「もう会社勤め嫌だー!フリーランスで自由な生活したい!」なんて思ってる人いませんか?
 フリーはそんな楽なモンじゃないよと私は常々言っているわけですが気持ちは分かります、私も通勤大嫌いですから。
 自分は実際に4年弱フリーだけでブラブラやってご飯が食べれたので、秘訣というと偉そうですが心得のような物をチョロチョロと。
 どこかで書いたような気がしますが、何かお役に立てれば幸いです。

1.土台作りはしっかりと

 まず「明日会社辞めて俺はフリーになる!」なんて馬鹿な事考えてる人はいないでしょうが、絶対に止めてください。そして絶対に辞めないでください。

 フリーランスになるのは現職と平行してしっかりと土台を作ってからです。余程の貯蓄がない限りは額面で現職の手取りぐらい取れる目算が立たなければフリーに転職するのは考え直したほうがいいと思います。
 副業不可の会社ならばこっそりやるか、可能な会社に転職して土台を作るか、フリーになるのはキッパリ諦めてください。

 正社員じゃないって事はやっぱり将来が不透明なんですよ、もちろん正社員でも何があるか分からない時代ですが、フリーランスのそれは正社員の比ではありません。
 2~3年後のことではなく、5~10年後の事までしっかりと考えて行動しなければ後で痛い目を見るのは自分です。

 その日の仕事さえこなせばいいというのはそれこそ公務員だけです、始める時に限らず常に二歩三歩先のビジョンを見据えるようにしましょう。



2.飲み会は仕事。絶対出ろ


 よく2chまとめブログでは「会社の飲み会嫌い!」みたいなまとめがありますが、フリーの場合飲み会は絶対出てください。出た方が良い、じゃなくて絶対出てください。

 会社勤めなら例え会社でハブられても窓際で日光浴びてれば決まったお給料は貰えるわけです。

 しかしフリーランスは自分で足を動かして仕事を取ってこなければいけないし、余程のメリットがない限り嫌いな人間とビジネスしようと思う人間なんてこの世に存在しません。

 つまりフリーの仕事とは人と交わることです。

 人との縁が切れた時は食事を食べれなくなる時です。 

 そのためにも飲み会やパーティーなどは余程の理由がない限り絶対に出るべきです。

 そして参加したら必ず名刺を配りましょう、宣材もあるとなおヨシです。

 体質的な問題もありますが、お酒を一滴も飲めない、かつ面白い話題で話を盛り上げることも出来ないという人はフリーランスで働くのは諦めた方がいいと思います。

 フリーランス=在宅みたいなイメージを持ってる人が多いかもしれませんが、実際は手より足を動かしている時間の方が多いです。

 会う人会う人初めての人ばかりだし、行く所行く所初めての場所ばかりです。

 気苦労は会社員の比ではありません。

 会社の飲み会ごときでブーブー言ってる程度の人は、毎朝同じ電車に乗って、毎日同じデスクで、同じ人間と顔合わせて仕事してるのが一番楽ですよ。


3.名刺に記載すべきこと


 先ほどチラッと名刺の話が出ましたが、これは基本的な事を記載しておけば大丈夫です。

 所属(屋号)、名前、連絡先(住所・TEL・メール)は必須として、最近ではFacebookやTwitter、skypeなどSNSのアカウントを記載する人も多いですね。

 あと意外と忘れがちなのが顔写真、これ大切です。

 会社同士の付き合いならば定期的に顔合わせることも多いのでビジネスパートナーの顔を忘れることは少ないでしょう。

 しかしフリーで働いていると一期一会の出会いが多く、数年後何かの拍子でバッタリ出会うなんて事も少なくありません。
 そんな時相手の顔を忘れていたらどうなるでしょうか?2人とも忘れていればまだいいですが(笑)、片方は覚えていた場合気まずくなることは間違いありません、ビジネスの話もスムースに進まないでしょう。

 その為にも名刺には自分の顔写真を貼っておきましょう、もちろんビシッ!とキメたやつです。

 フリーのイラストレーターなどでは自分の作品などプリントしておくと印象に残りやすいかもしれません。




4.お金の勉強はしっかりと


 会社勤めをしていると「総支給額が40万円なのに手取りが30万ちょっと?なんで?」なんて事はありませんか?
 疑問に思ってもそのままにしてる人が多いと思いますが、フリーでやるとこういった計算も全部自分でしないといけないわけです。

 どんな税金や社会保険があって、それがどれだけ出ていって……という事をみんな意外と分かってないんです。

 経理部の人間などいないのです、将来のためにもしっかりとお金の勉強をして、お金の管理はキッチリとしましょう。

 逆に言えば経理の人間は自分になるわけで、自由にやれる部分も増えてきます。

 それこそ脱税ギリギリの節税方法だってあるわけで、色々勉強すると後々美味しいですよ。

 とりあえず今の私のように実家にいながらにして何かやっているという人は、世帯主を自分にして家族を扶養に入れた方が良いと思いますよ(意味深)



5.リスペクトの精神を忘れるな


 商社だと50過ぎのハゲ頭オヤジが新入社員に対して「最近の若い者は……」とボヤく光景が見られそうなものですがフリーではこれ絶対やめて下さい

 10歳20歳下の若者相手だろうとリスペクトの精神を忘れたらダメです。

 例えば30歳のフリーのカメラマンがTV局で仕事を貰ったとします。

 現場でパートナーとして組むのは20ちょっとのADさん。

 ここでカメラマンが年上だからといって横柄な態度を取ったらどうなるか?

 相手は年上だし仕事なので、ADは嫌な気持ちになりつつもその場は上手くこなすでしょう。

 しかしこれが10年後20年後どうなるか?

 おそらくフリーのカメラマンはツブシが効く様な仕事でもないので、似たような仕事をしているでしょう。

 しかしADはそのまま仕事を続けていればディレクターやプロデューサーに出世している可能性があります。

 そうなった時、過去に嫌な思いをする事になった相手をビジネスパートナーに選ぶでしょうか?

 絶対に選ばないでしょう。

 その時になってオッサンになったカメラマンが「あの時はスイマセンでした~」とヘコヘコ頭を下げてきても、溜飲が下がるかといえばそんな事もないでしょう。
 それにその時には既に他に扱いやすくて若くてイキのイイのが周りにたくさんいるはずですから。

 だから相手が年下だろうとリスペクトの精神を忘れてはダメです。

 媚びるのとは違います、リスペクトです。

 相手は自分とはまったく違う人生を歩んできたまったく違う人間なんですから、自分に持ってない物、自分より優れている物を必ず持っているはずなんです。

 それを見つけ出し、素直に「凄いですね」と言える様にしましょう。

 もちろん会社員でもこういった事はすべきなのですが、会社勤めだと毎日似たような業務しか行なわない為、そういった物が見つかりにくいのかもしれません。

 フリーランスを始める事は誰にでも出来ます、でもフリーランスを長く続けるためにはこういった人と長く付き合うための心構えが大切なのではないでしょうか。


フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
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