「なぜ若者はTVを見なくなったのか?」

という記事や論調と邂逅する事が増えてきた今日この頃。

その問いに対する答えは「速報性が薄い」「ネットメディアの台頭」「芸能人の質の低下」「低俗」「規制が多い」と様々だが、突き詰めれば答えは一つであると思う。



「面白くないから」



これに尽きるのではないだろうか。
そう、ただ単純に「面白くない」のである。

私も定期的にTVを見なくなって久しいが、ふとゴールデンタイムにTVを付けると食事か旅か新番組(or映画)のゲストを迎えての番宣含めたトークの3択である

稀にクイズ番組や歌番組もやっているようだが、大抵この中のどれかである。

早い話が宣伝か内輪話だ、こんなもの面白いはずがないだろう




しかしこの理屈だと『昔はTVを見ていた=昔のTVは面白かった』という方程式が成り立ってしまう。

ノスタルジーな感情もあるだろうが、今のTVと昔のTVの何が違うのか考えてみた、すると一つの事実に辿り着いた。

素人がまったくいないのである。

街角インタビューぐらいは見かけるが、一昔前の『ねるとん』『スーパージョッキー』『元気が出るテレビ』『SASUKE』のように、素人が参加する番組がまったくないのである。

本当に素人だったかどうかは分からないが、ああいった素人感というか手作り感を受けるTV番組がまったくないのである。

今やっている事はジャニーズや流行の女優を起用したトーク番組、芸人の笑い話、企業と提携した旅・食事番組ばかり。

喋ってる芸能人やその友人、限られたファンはそういう番組を見て楽しめるんだろうが、大多数の一般人がそんな物を見ても楽しくも何ともないわけだ、「居酒屋で勝手に喋ってろ」レベルである。

そんなものに感情移入できるはずもない。

ねるとんを見て「楽しそう、俺も出たい!」と思い、番組の最後に出てくる応募先にハガキを出す、そういった番組が今ではどこにも見当たらない。




ではなぜこうなってしまったのか?

ここからは完全に推理の範疇だが理由は二つ、「手間がかかる」のと「金がかかる」からではないだろうか。

TVに慣れてない素人を出すのには色々手間がかかるだろうし、アトラクション番組だとセットにも手間と金がかかる。

それならば色々と熟知している芸能人を使った方が立ち回りやすいし、グッズやロイヤリティ、芸能事務所とのアレコレで小金も稼げるというわけだ。

そんな目先の儲けばかりを考えてTVを作ってきた結果がコレだ。

今となってはTV番組を作っているのは局や制作会社ではない。

今TVを作っているのはジャニーズやAKB、松竹や吉本といった芸能事務所であり、それと手を組んでいる大手の広告代理店なのではないだろうか?

局や制作会社は決められた台本どおりに喋る芸能人をただカメラで撮影するだけの存在に成り下がっているのではないか?

そしてこれはアニメーションにも通じると思う。

聞くのはいつも似たような声ばかり、それでは視聴者もいつかは飽きるのも当然というわけだ。





そしてTVを付けて思うのが異様にオカマが多いという事。

今風な呼び方をするなら「オネエ系」という奴だが、TVを付けると番組に必ず一人はいるような錯覚に陥る。

マイノリティをディスるつもりはない、オカマバーは何回も行った事あるし、それはそれで楽しいものだ。

ただ世間のパーセンテージと比較して、TVのオカマ率はどうにも尋常じゃない印象を受ける。

深夜ならまだしも、19時台からあんなもの垂れ流していいものなのだろうか?作っている人達は本当に見てもらいたくて作っているのだろうか?本当に問題にすべきはしずかちゃんのお風呂シーンよりも、こちらではないのか?

TVを作ってる人達の遊び場が新宿2丁目なのかもしれない、しかし新宿2丁目なんて遊んだ事のある人間の方が少数派なわけである。

それなのに「ドキッ!オカマだらけのトーク番組」なんて作られても、視聴者はまったく感情移入できないわけである。


色々言ってきたが、TVを見ない理由なんて至極当然単純明快。


「面白くないから」


である。


寝たきりの老人はTVをよく見る、何故か。

簡単である、「それ以上の娯楽がないから」だ。


モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX(VOL.20、VOL.21)
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モヤさまの素人が暴れる感じと狩野アナすき。マンツーマンで英語教えて欲しい(真顔)